仙腸関節炎



仙腸関節炎とは、関節炎の中で症状の診断が難しいものに分類されており、




椎関関節炎(ぎっくり腰とされる事もあります)や




椎間板ヘルニアとして診断される人が多いといわれています。




このような診断をされて、ヘルニアの治療を行っても中々改善せず、




セカンドオピニオンを行ってみると実は仙腸関節炎だったという場合があります。




この仙腸関節炎は、関節炎の専門医師であっても判断しづらく、




間違った治療方法のまま何年も病院に通っている人もいるかもしれません。



仙腸関節炎とは、腰から上の重さを支える骨盤の仙腸関節の部分に炎症を引き起こすもので、



これは腰痛やおしりの痛みなどがあります。



症状が重い場合は寝たきりになることもあり、完治するまで比較的時間がかかります。




この仙腸関節炎の特徴として、関節炎の症状である痛みは寝いてると治まり、




座った状態などでその痛みがでるというものであり、




仙腸関節炎になったら横になっている限り、激痛になることは少ないとされています。




この仙腸関節炎を発症する原因には、不自然な体勢に起こる場合や出産によるものや、




骨盤の歪みなどが挙げられます。




日常生活の動きに対応できるよう、 ビルの免震構造のように




根元から脊椎のバランスをとっていると考えています。




中腰での作業や不用意な動作、あるいは繰り返しの負荷で関節に微小な不適合が生じ、




痛みが発生します。




仙腸関節障害で訴えられる“腰痛”の部位は、仙腸関節を中心とした痛みが一般的ですが、




臀部(でんぶ・おしり)、鼠径部(そけいぶ・あしの付け根)、




下肢(かし・あし)などにも痛みを生じることがあります。




ぎっくり腰のような急性腰痛の一部は、仙腸関節の捻挫が原因と考えられます。




仙腸関節の捻じれが解除されないまま続くと慢性腰痛の原因にもなります。




長い時間椅子に座れない、仰向けに寝れない、痛いほうを下にして寝れない、




という症状が特徴的で、歩行開始時に痛みがあるが徐々に楽になります。


仙腸関節炎








奥まった仙腸関節にはり治療を行うには、仙骨と腸骨の隙間に沿うようにはりを刺入し、




関節包やじん帯を緩め、炎症をおさめていきます。


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